こんにちは、ユニソルの小田です。
前回に引き続き、体の歪みを改善する3つのステップについて書いていきます。
前回の記事でお伝えしたとおり、足型と体の歪みを改善するための3つのステップは以下のようになります。
<歪みを改善する3つのステップ>
ホップ :自分の歪みを自覚する
ステップ:正しい対策を立てる
ジャンプ:実行する
今回は実行するについて深掘りしていきます。
それでは今回の目次からどうぞ
継続が鍵
とてもシンプルな3ステップですが、これがなかなかできないのです。
というのも、実行は1回だけでは意味がなく、歯磨きのように毎日の継続が必要になります。
いくら正しい対策を立てたとしても、継続して実行できなければ現状は何も変わりません。
今回の記事では、3つのステップの最後である「実行する」ということにフォーカスして書いていきたいと思います。大分濃い内容を書いていきますので、ぜひ最後までついてきてくださいね。
なぜ続かないのか?
以前「心の3大ブレーキ」について書きましたが、続かない理由は、自分でブレーキを踏んでしまっているからです。
3大ブレーキとは何か覚えていますでしょうか?
心の3大ブレーキ
苦手意識
不安
めんどうくさい
実行しようとしても上のようなマイナスな感情が浮かんでくると、やるのを躊躇して続かないということになります。
今回の記事は以前書いた記事「心の3大ブレーキを外して10倍速で達成する」をさらに深堀りしていきたいと思います。
本能は避けられない?
今までやったことがないようなことを実行するときには、上にあげたマイナス感情は誰でも必ず心に浮かんできます。
なぜだと思いますか?
それは避けることができない本能だからです。
ほとんどの人はいつもどおりの毎日を変化させることを苦手としています。
これは年齢を重ねれば重ねるほどその傾向は強くなります。
例えば、今まで行ったことのないお店を開拓するのが好きな人もいれば、いつも行っているお店にしか行かない人もいます。
新規のお店を開拓するという行動は、これまでの日常生活を変化させることですね。
大半の人はいつもどおりのお店の方が居心地がよいので、いつものお店に行ってしまう人の方が多いわけです。
毎日繰り返してしまう日常はたくさんあります。
いつも持ち物が決まっている
いつも同じ道で通勤する
いつも同じ電車の車両に乗る
いつも通りのやり方に固執する
いつも同じ場所に同じものを置く
これは、人間の本能の問題です。
人間の本能はいつもと同じことをしたがります。
現代の人間は、自然災害以外には、命の危険にさらされることは全くといっていいほどありませんが、昔の人間は常に命の危険にさらされていました。
インフラが整っていない昔は、現代よりもさらに自然災害のリスクも大きいものでした。
自然災害以外にも、昔は野生動物から身を守ったり、治安も極度に悪かったため、強盗などからも毎日身を守らなければなりませんでした。
そのような状況で、行ったことのない場所に行くというのは、どんな危険が待ち受けているか分からない、正に命を危険にさらす行為だったのです。
人間は本能的に自分の身の安全を第一優先で守ろうとするため、これまで安全だった行動と同じ行動を本能的にとろうとするわけです。
昨日命を守ることができたということは、昨日の行動は安全な行動だということになります。
安全だった昨日と同じ行動を今日もとろうとする、これが本能です。
新しいことを始めようとするとマイナスな感情が出てきて、人間は未知の行動を控えてしまいがちになります。
昔はそれが身を守ることにつながったのですが、命の危険がほとんどない現代ではそれが足かせとなり新たな行動を起こすことができなくなっているということは常に自覚していてください。
現状を変えたくない病に気づいたら
実行するときに、めんどうくさい、おっくう、なんかやりたくないという気持ちが出てきたときには、
「今自分は現状を変えたくない病になっている。」ということを自覚して、面倒だけど、とりあえずちょっとでも行動してみてください。
それが本当に小さな行動だとしても、現状を変えたくない病を打ち破るための大きな一歩になります。
歪みを改善するために一番必要なことって・・
ここからまとめに入っていきます。
体や足型の歪みを改善していくためには、誰かが歪みを治してくれるわけではなく、これまでの生活習慣を変えて、自分で新しい行動を起こしていく必要があります。
だからこれまでの現状を維持したがる自分の本能に負けてしまっては、歪みを改善することはできないのです。
でも本能は、とても強敵ですよね。
その本能に打ち勝つために、最も必要なことは何か?
それは、「覚悟」です。
拍子抜けでしょうか?
でもこの「覚悟」が持てずに、歪みのある現状を変えられない人をたくさん見てきたので、今回の記事を書きました。
自分の歪みを必ず変えるという「覚悟」を持てば、毎日の行動は少しずつ変わっていきます。
歪みを生じさせたのは誰だ?
特別な事情がない限り、体や足型を歪ませたのは、他でもない自分です。ちょっときびしいことのように聞こえるかもしれませんが、それが現実です。
なぜこんな話をしたのかといったら、歪みの原因を自分以外に考えてしまうとそれだけで覚悟を持てなくなってしまうからです。
「加齢だから仕方がない」と思ったら、年齢が若返らない限り歪みを改善することはできなくなってしまいます。
歪みが生じた原因はこれまでの生活習慣やくせが原因でそれをやってきたのは自分です。
自分でやったものなら、自分で改善させることもできるはずです。
責任の所在が自分にあると思えば、自分で何とかしようと思うものです。
そこから「覚悟」が生まれてきます。
「覚悟」が持てれば、心の3大ブレーキにも負けずに、「現状を変えたくない病」にも打ち勝つことができます。
本日は以上です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました(^o^)
また次回までごきげんよう。